澤藤統一郎の憲法日記

改憲への危機感から毎日書き続けています

祝!?  「憲法日記」連続更新満5年。

4月1日。当ブログの連載開始記念日である。いわば「憲法日記」の誕生日。
2013年4月1日生まれの当連載ブログは、本日で満5歳となった。日齢では、昨日(18年3月31日)が、[365×5+1]=1826となり、本日が連続1827日目の毎日更新ブログとなっている。

実は、この「憲法日記」誕生の以前に3か月間の胎児期がある。日民協のホームページの一隅を間借りしていた期間。そもそもの始まりは、第2次アベ政権の発足である。右翼・極右勢力に支えられた、安倍晋三の第1次政権が短命で終わったことに胸をなで下ろしていたところ、ゾンビの如く息を吹き返したのが、2012年12月16日の第46回総選挙。この選挙で自民党は第一党に返り咲き、総裁安倍晋三は、12月26日に第2次安倍内閣の組閣をした。

アベこそは歴史修正主義の権化であり、軍事大国化路線の推進者。戦後レジームを否定して、国家主義の戦前日本への復古主義勢力の頭目。日本国憲法の天敵である。アベが政権を去るまでは、憲法擁護のブログを書き続けようと開始したのが、2013年1月1日。この「旧憲法日記」は、窮屈な間借り生活から飛び出して、4月1日から、今日の形で連載を始めた。以来、満5年。1826日になる。

思いがけなくも、安倍政権が長期政権となって、「憲法日記」も長期連載となった。この間、護憲勢力はアベ政権を倒せなかったが、改憲の実現も許してはいない。一進一退のせめぎ合いを繰りかえしながら、勝負のつかない5年間。だから、このブログが続いているのは、目出度くもあり、忌まわしくもあるのだ。

だが、そのせめぎ合いにも、終わりが見えつつあるようだ。いま、右翼勢力は、「アベ在任中に改憲できなくては、改憲の機会を永遠に失する」との焦慮が見える。来年(2019年)7月の参院選では、改憲勢力が3分の2の議席を割る公算が高い。また、彼らにとっては神聖な天皇代替わり儀式のスケジュールは、その以前の5月から始まる。改憲発議と国民投票は、あと1年が期限となるが、とてもそれが可能とは思えない。

昨日(3月31日)澁谷の駅頭で、「日の丸」を林立させた異様な集団が、「安倍内閣を支えよう」街頭宣伝行動をやっていた。現政権は、こんな連中に支えられているのだ。こんな連中しか支えてくれる者がないのだ。右翼が蠢動すればするほど、アベ政権の何たるかが鮮明に見えてくる。

少しの時間だったが、聞き取りにくい彼らの訴えを耳にした。伝わってきたのは彼らの焦りだ。
「残念ながら安倍政権には、確かにいろいろな問題があります。その是正はしてもらわねばなりません。しかし、それは実は大きな問題ではない。今この風雲急を告げる安全保障環境悪化の中で、日本というこの国家の運命を託せるのは、安倍総理しかいません」「皆さん、大切なのは日本という国家ではありませんか。この国家を北朝鮮や中国の攻撃から断固として守らねばなりません。」「多くの人が、安全保障については、憲法の枠内で専守防衛の路線が正しいなどとと言っています。しかし、専守防衛とは、北朝鮮や中国からミサイルが飛んできたとき、その第一撃は甘受しなければならないという考え方です。これでよいでしょうか」「今必要なのは、憲法に束縛された専守防衛論ではなく、これを乗り越えた国防体制です」「これができるのは、安倍総理を措いて外に誰がいるでしょうか」

アベは、右翼・極右から、こんなふうに期待されているのだ。というよりは、これらの右翼と一心同体なのだ。だから、けっしてその政権を存続させてはならない。

当ブログ「憲法日記」は、安倍政権が倒れるまでは、今後も書き続ける。
(2018年4月1日)

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