澤藤統一郎の憲法日記

改憲への危機感から毎日書き続けています

「また出た アキエ」「アキエ 私人か公人か」「御苑の空は」

「また出た アキエ」

出た出た アキエ
懲りない懲りない まだ懲りぬ
相も変わらぬ アキエ

隠れた 雲に
黒い黒い 真っ黒い
墨のような 疑惑

また出た アキエ
私人公人 また私人
なんだか分からぬ アキエ

 

「アキエ 私人か公人か」

あはれ
秋風よ
情あらば伝へてよ
汝こそは見つらめ
世のつねならぬかの一強の驕りを。

世のいかりとそしり
風は激しく厳しかりしが
驕れる者にはどこ吹く風の涼しさ

秋風よ
いとせめて 証せよ
かのひとときの倨傲もゆめに消ゆと。

アキエ、アキエ
アキエ 私人か公人か
はたまた鵺(ヌエ)か四不象(シフゾウ)か
変幻自在に出ては消え
責めは知らじと隠れたる

かくもの公私混同を
見ても見ぬふりつづけるは
いづこの里のならひぞや。
いでや今こそ
厳しく問はまほしと思ひけり。

 

「御苑の空は」

さくら さくら
御苑の空は
見わたす限り
おごりとたかり
あやしの群れぞ
いざや いざや
のみゆかん

アキエ アキエ
野山も里も
見わたす限り
取りまき連の
チヤホヤばかり
アキエ アキエ
散るさだめ

 

「雑詠」

驕りも盛りも限りあり
寸刻待たず
散れ散れ アキエ

所詮この世は一期の夢よ
幸い桜も狂い咲き
飲んで唄って
嬌声あげて
ちりもあくたも
みんな散れ

桜が散るのは惜しむべし
散るなと思えど散る定め

アキエの散るは法楽よ
驕りも盛りも過ぎにけり
寸刻待たず
散れ散れ アキエ

(2019年11月22日)

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