澤藤統一郎の憲法日記

改憲への危機感から毎日書き続けています

7月3日雨の金曜日 澁谷に集まった若者たちに寄せて

若者よ
 未来の担い手である君たち。
 未来のすべてが君たちの手の中にある。
 君たちがこの社会を受け継ぎ支え、
 君たち自身がこの社会を作りかえていく。

 誰もが等しくこの世に生を受けたことを喜びとする社会、
 恐怖と欠乏から免れ平和のうちに生きる権利が保障された社会。
 今の世の私たちには作ることができなかったそのような社会。
 そのような社会を作ることができるのは君たちだ。

戦争法案に反対の声を上げつつある若者よ
 君たちの目の前に、
 君たちの受け継ごうとしているこの世の現実がある。
 富を持つ者が支配者となり、
 権力を持つ者が富を持つ者に奉仕するこの社会。
 不本意ながら、これが現世代の君たちへの遺産だ。

 富を持つ者はさらに収奪をくわだて
 権力を握る者は、持たざる者の抵抗を押さえつける。
 富める者、力ある者に、正義も理想もない。
 
雨の中、澁谷で「9条守れ」と声を上げた3000人の若者よ
 君たちこそが未来への希望だ  
 君たちの自覚こそが、社会を変えるエネルギー。
 「9条守れ」の声は、富と権力に驕る者に鋭く突き刺さる。
 「憲法守れ」「戦争法案を廃案に」「安倍政権に終わりを」
 そう叫ぶ若者の行動が、支配の構造に打撃を与える。
 君たちの声と行動とが確実に社会を変える。

 人は齢を重ねるにつれて、しがらみを身につけていく。
 身にまとわりついたしがらみは、理想や理念を枯らしていく。
 だから人は齢を重ねると、心ならずも人におもねり社会におもねり、
 口を閉じて下を向いて、うずくまってしまう。
 
若い君たちだからこそ
理想や理念のままに声を上げ行動することができる。
 だから若者たちよ、大きく声を上げよう。
 おかしいことはおかしいと言おう。
 理不尽を押しつけられるのはマッピラごめんだと声を揃えよう。
 殺すことも殺されることも断固拒否する、と。

 ぜひ、そう言っていただきたい。
 君たちの若々しく朗々たる声の響きは、多くの人々を励ますことになる。
 しがらみの中でうずくまっていた人々も、
 君たちの声の響きに励まされて立ち上がり、閉じた口を再び開けることになるだろう。
 そのことが、戦争法案を廃案にし、安倍内閣を退陣に追い込むこととなる。
 さらにその先の未来も開くことになる。

 この次ぎの金曜日、7月10日渋谷・ハチ公前広場は
 さらに多数の若者たちであふれるだろう。
 ハチ公前広場に集うあふれんばかりの若者たちのその声の響きこそ、
 未来への希望の確かさなのだ。
(2015年7月5日)
  

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