澤藤統一郎の憲法日記

改憲への危機感から毎日書き続けています

皆の衆、天皇制という妖怪を主権者の通力で押さえ込もうではないか。

元号が変更になって、3週間が経過した。まったく慣れない。馴染めない。新元号での文書に接すると、心穏やかでなくなる。やがて、動悸が激しくなる。血圧が上がる。呼吸が窮迫する。頭が痛くなる。発疹が出そうだ。

これは、明らかに「令和アレルギー」「令和不適応症候群」である。花粉症の人が、この世に杉の木あることを呪う気持ちがよく分かる。元号よ、この世から消えよ。天皇制とともに、飛んで行ってしまえー。

人権や民主主義を大切にすると看板を掲げている弁護士までが、無神経に元号を使って書面を書いていることが腹ただしい。もっとも、裁判所は不効率極まりない元号の世界。天皇への服属を当然としている不見識。自分の書く書面からはすべて元号を駆逐し得ても、裁判所は無神経に元号を押し通す。何とかならないか。

皆の衆、これを機に元号を駆逐しようではないか。

時も時。春の叙勲である。勲章だの褒賞だの、上から目線でくれてやろうというその姿勢に腹が立たないか。あんな物を、ありがたく頂戴しようという臣民根性を目にすると腹が立つ。不愉快極まる。眩暈をもよおす。これは、明らかに「勲章アレルギー」「褒賞不適応症候群」である。

皆の衆よ、これを機会に、勲章など駆逐しようではないか。

で、折も折、亀卜によって主基田(すきでん)と悠紀田(ゆきでん)が選定された。これが、新天皇を神とする怪しげな儀式、大嘗祭の準備なのだ。そのバカバカしさに腹が立つ。腹が立つだけではない。手足が震える。目も霞む。これは、明らかに「大嘗祭アレルギー」「政教分離違反不適応症候群」である。

皆の衆、これを機会に、大嘗祭をこの世から駆逐しようではないか。

私の「アレルギー」「不適応症候群」の元兇は、明らかに天皇制だ。国民主権に敵対し、差別の根源となっている天皇制。それが、この日本を大手を振って徘徊している。

嗚呼、醜悪なる妖怪が日本国をわがもの顔に徘徊している。象徴天皇制という妖怪が…。敗戦当時気息奄々だったはずのこの妖怪、今また代替わりで、息を吹き返しているごとくである。この妖怪が撒き散らす、毒気と妖気と臭気がアレルゲンとなって、「アレルギー」「不適応症候群」を引き起こしている。

皆の衆や、皆の衆。これを機に、天皇制という妖怪を主権者の力で、押さえ込もうではないか。でないと、民主主義や人権の、被侵害症状はますます増悪して、重篤化するばかり。
(2019年5月22日)

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