「侵略者を糾弾する」「平和を守れ」と声を上げよう。その声はロシアに届く。平和を実現する力にもなる。
(2022年3月8日)
本日は、「本郷湯島九条の会」による、「本郷三丁目交差点・かねやす前」の月例昼休み街頭宣伝活動。あいにくの真冬の寒さ、午前中の冷雨。しかも、コロナ禍収まらぬさなか。それでも、常連が集まって、マイクを握った。当然のことながら、プーチン批判のトーンが高い。そして、このどさくさに紛れて9条を攻撃し、非核三原則の見直しまで口にし始めた、アベシンゾーと維新の一味に対する糾弾。
手作りのプラスターは、青と?の色を施して、ウクライナへの連帯を表した。あらためて切実に思う。平和が大切だ。平穏に暮らしたい。爆音も銃声も軍靴の響きも聞きたくはない。ましてや核の脅しなど、まっぴらご免だ。その声を一人でも口にしよう。書き付けよう。小さな声も、たくさん集まれば、国際世論になる。
国際世論は、心あるロシアの国民を励ますことにもなる。プーチン政権を揺るがす力にもなり得る。「デモをやってもクソの役にも立たない」と言うのは、プーチンのお仲間連中のいう言葉だ。
会のリーダーの石井彰さん(国際書院)から、行動終了後、以下のとおりの素早いメールが配信された。
ロシアによるウクライナ軍事侵略を糾弾する
夜半からの雨が正午過ぎには止んでいました。きょうの昼街宣には7人の方々が参加しました。2月24日、ロシア軍によるウクライナへの軍事侵略批判にマイクは集中しました。北大西洋条約機構NATOへの不安からの侵略などという話は通用しません。
ロシア・プーチン政権のウクライナへの軍事侵略は北方、東方、南方からの全面攻撃です。ウクライナのゼレンスキー大統領はじめウクライナ国民は果敢に闘い今日で13日になります。同じ国連の仲間である両国です。国連憲章には、第2条4項で「武力行使禁止原則」が書き込まれています。第2次世界大戦における8,500万人に上る犠牲者のうえに、二度と戦争をしない堅い誓いが国連憲章なのです。それを覆すロシア政権は歴史的な犯罪者です。
3月2日の国連総会緊急特別会合ではロシアの軍事侵略非難決議に賛成が141か国、加盟国の7割を超えます。世界各地でロシア・プーチン政権への抗議行動が報道され、ロシア国内でも連日のロシア軍のウクライナ侵略反対のデモがおこなわれています。日本でも新宿、渋谷をはじめ全国で抗議行動がおこなわれています。世界・ロシア国内・ウクライナの人々、三者一体となった闘いがいま展開されています。
私たちは「戦争の立場」に身を置くのではなく、「平和の立場」に徹することが大切である。私はそう訴えました。まして唯一の被爆国である日本人として「核共有論」は論外です。わたしたちは、ロシア軍がウクライナから撤退するまで訴え続けます。
[プラスター]★敵基地攻撃は戦争、憲法9条は平和。★広島出身岸田首相、前言撤回はなし、非核三原則守れ、プーチンは核を使うな、日本は核を持ち込ませるな。★破壊も人殺しもイヤ、憲法9条で平和を。核シェアリングは戦争、非核三原則は平和。★プーチンは人殺しを止めろ、女・子供・老人を殺すな。軍事侵攻やめろ、非核三原則守れ。★ロシアはウクライナから撤退せよ。