アベにはあきれた、あいうえお。加計にかたいれ、かきくけこ。
一昨日(6月3日)中谷元・前防衛相(高知1区)が、高知県南国市で開かれた自民党支部大会での挨拶で、「安倍首相に『あいうえお』の5文字を贈りたい」としたことが話題となっている。
「あせらず・いばらず・うかれず・えこひいきをせず・おごらず」の忠告だとか。
中谷は、本心こう言いたいのだ。
「アベさん、あなた最近
あせっているよ。
いばってもいる。
うかれてもいるね。
えこひいきも見ちゃおれん。
おごっている証しじゃない?」
あせっているのは、共謀罪と改憲だ。
いばっているのは生来の体質で、つける薬がない。
うかれているのは首相在位が長くなった、それだけのこと。
えこひいきの一角が、アベ友学園・腹心の友学園事件に露見している。
おごっているのは、アベと取り巻きの一味。
実は、自民党幹部の目からも、アベ一強体制の現状は苦々しいということ。自民党全体が、いつまた国民に見捨てられるかも知れないという危惧が見て取れる。
この日、中谷は「加計学園や森友学園を巡る問題に触れ、『もりそば、かけそば。忖度したのかという問題があるが、しっかり政府が答えを出すべきだ。李下に冠を正さずで、政治に公正性がなければ国民の理解は得られない』」と述べている。また、大会後、取材に「首相のご意向とか、それを読んで指示するとか、一部の官僚、首相補佐官が首相の名をかたって行政を動かしているとしたらよろしくない。決しておごることなく政治をしていかなきゃならんという思いで言った」と述べた(朝日)という。
防衛大学校卒で元自衛官の中谷だが、アベと比較するとずっとマシに見えてくる。ようやく、党内からもアベ批判が言えるようになったとすれば、アベ衰退の予兆なのかも知れない。
私も、アベに忠告しておこう。まずは「か・き・く・け・こ」で。
かってな振る舞いいけません。
きりすて御免も許されない。
くるしむ民を救うには、
憲法しっかり携えて
こうへい公正、これ政道。
もひとつ、「かきくけこ」を。
かごいけ捨てて、かけひいき
気心知れた友人に
くれてやりましょ大学を
権力持っているんだぜ
こんな程度でなぜさわぐ
今度は「あ・い・う・え・お」で。
アベのあんちくしょうは やることずるい
いかさま、まやかし、なんでもありで
うえから目線のいやなやつ
栄枯盛衰世のならい
おちたシンゾー はよ見たい
ホンニ ホンニ
もひとつ、ついでに「あいうえお」。
あまりに隠せばかえって怪し
いますぐヤメロの声まきおこる
うそつき、自己ちゅう、人でなし
えんりょもえしゃくもあらばこそ
「おとせシンゾー」民の声。
(2017年6月5日)